場が一斉にざわめく。この陸軍に、純白の海軍の軍服を纏った将官がやってきたのだから、驚かないはずがない。
 元帥執務室から、兵士達が慌てふためいているのを見下ろしながら煙草に火をつける。
「…大体今までどんな訓練をしてきたのだ、全く…」
 初任科訓練も終わりに近づくと、さすがに甘い考えだった新兵達も引き締まった顔になっていく。
「あの時の笑顔、自分は今も覚えています。宝物です」
「自分から見る限り…閣下は楽しそうではありません…」
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