「碧の執政官家よりお祝いの品をお届けにあがりました」
2006.09.02 リンクの追加
久しぶりにリンクを追加しました。
私は相互リンクしかしないのでなかなか増えません(笑)。

かんげつさんのところの『わたし』です。

うちと同じく、毎日更新されていて、ブログランキングでも上位のブログです。
うちの読者の皆様にも是非読んでいただきたい。
主人公の辛い過去が、多分どこかでほんの少し、
自分に重なることがあるような感じのブログです。
文章もわかりやすく丁寧に書かれています。
この2、3日のかんげつさんのうちへのコメント見てもらったらわかるかと思いますが。

というわけで、リンク追加のご報告でした。
 夕食の席でその話をゼニスにすると、ゼニスが珍しく爆笑した。
『シュレーシア!いっこうに泣き止まぬ。早く来てくれ!』
 漣の執政官家からも祝いの品が届けられた。ゲディスかレオニードから報せがいったのだろう。もしかしたら民の噂が漣にまで届いたのかもしれないが。
「さあ、これがひじじが用意した誕生祝いじゃ。遅くなったが、受け取ってくれ」
 エシャールの苛ついた不機嫌そうな顔を見ていたゲディスだったが、一呼吸置いて、話し始めた。
 打ち寄せる波の音が、最初は全く聞こえなかった。いつもならその音に心を鎮めることもできるのに。
「怖くてたまらないんだ…。私が私でないような気がして。私は一体誰なのかと…。またあの頃のような不安に陥って、外庭で海を見ていたんだ」
 エシャールがいなくなってしまった居間で、ゲディスとゼニスは延々と溜息をついていた。
「…そんな幼い頃からそのようなことを…。深いのう、海殿の陛下への不信は…」
 近づいて来るエシャールとマデレーナに、また泣かれるのではと身構える祖父に笑いをこらえつつ、エシャールはマデレーナの頬に口づけながら言った。
2006.09.10 次から
第五章に入ります。
ここから、急展開となりますので、ついてきてください(笑)。
 海の民として生まれた子供は、等しく一定の教育を受けさせる。
 エシャールが屋敷に戻ると、セルディアスが使用人を手こずらせているところだった。
 エシャールの膝の上の双子を楽しげに眺めていたセアラだったが、セルディアスがこちらを気にしている事に気付いた。
 執務室ではレットが仕事をしていた。ゼニスに通されて入って来たリューラスに軽く会釈をしたっきり、一言も喋らずに仕事をこなしている。
 お互いに無言の、ほんの少しの静寂の間に微かな音がして、エシャールは顔をあげた。
「義姉上、新年おめでとうございます」
 宇宙の宮の中心、至上御光臨の間で、天帝は呆然と立ち尽くしていた。
 新年の御機嫌伺いは、いつもは大広間である。それがわざわざ天帝の私的な空間でもある書院に通され、レオニードは緊張していた。
『殿下〜。どこに隠れておいでなのです?…ほら、お前達もお探し申し上げよ』
 天帝からエシャールへの書状を預かったレオニードは、まっすぐ海の都へ向かう事にした。
 海の執政官屋敷の正門前で馬を降りると、門番がすぐに寄って来て手綱を引いてくれた。
 二人が執務室に入ると、レットが仕事をしていた。
2006.09.23 準備中
いえ、次の話を(笑)。
エシャールの原作といいますか、元ネタは作成し終わってるので、
やることがないんですな。
そこで。
新しい小説の元ネタを作成中です。
小さいサイズのノートに0.3mmの水性ボールペンで
書きまくるわけですが。
仕事中にな(爆)。
まぁもうしばらくはお目見えはありませんけども、
今書いているエシャールの話とはかけ離れた世界の話にしています。
一応、いろいろネタは持ってるんですよ。
完結してないだけでな(爆)。
「ところで、ここに来るまでに新しい施設をいくつか見たのだが、あれは何かね」
 エシャールはレットから渡された書類を見ていたが、レオニードの視線を感じ、顔を上げた。
「アイーシャ。…ああ、じいも一緒だったか、真の名を賜った。じい、祝宴の支度を」
 海の執政官家での祝宴の後、レオニードはそのまま聖都にとんぼ返りした。
「海の執政官様は、真の名が古代語であること、お気づきでしたか」
 セルディアスはレオニードが状況を把握できるのを待つように、用意していた茶に口を付けた。
 大きな使命を課せられた、親子…。
2006.09.29 第5章終了
天帝陛下、我が子のためとはいえ無茶です(笑)。
どんだけ試練を与えるつもりなのか、私。
これもエンディングのためと思って
堪えて読んで下さい(笑)。
 天上。大神殿の奥の奥。天上の水鏡と呼ばれる大きな池がある。
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