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2008.06.01
眠れない夜を紡いで・207
ジュリアスの纏う冷たく鋭い雰囲気に気圧されながら、それでもグレイスは口を開いた。
2008.06.03
眠れない夜を紡いで・208
「セイジェル姓を名乗っていた頃の私の戸籍には、父親の名前はない。私の母が、クレスティア・セイジェルだということしか、記されていなかった」
2008.06.04
眠れない夜を紡いで・209
ここまでは、いい。グレイスはジュリアスの言うことに驚き、同情はしたものの、ジュリアスがアドラールを憎んでいることに特に嫌悪も疑問も見せなかった。
2008.06.05
眠れない夜を紡いで・210
クレスティアに見送られて、離宮に向かおうとしていたジュリアス達のもとに詰所で別れたはずのコーデルが駆け込んで来た。
2008.06.08
眠れない夜を紡いで・212
レジオノーラ、艦橋。
ジュリアスの長靴の音が響いたのを聞いて、その場にいた全員が立ち上がり、敬礼の体勢でジュリアスを待った。
ジュリアスの長靴の音が響いたのを聞いて、その場にいた全員が立ち上がり、敬礼の体勢でジュリアスを待った。
2008.06.10
眠れない夜を紡いで・213
「東側と西側から挟み撃ちをしろ?レーヴェンローデ元帥は一体何を…」
2008.06.12
眠れない夜を紡いで・214
無線を切ったジュリアスは必死で笑いを噛み殺していた。肩が微妙に震えているので笑っているとわかる。
2008.06.14
眠れない夜を紡いで・215
ようやく判明した(というよりも理解できた)ジュリアスの作戦によって、第三元帥府はそれまでとはうってかわった機敏な動きを見せだした。
2008.06.15
眠れない夜を紡いで・216
共和国軍の司令官を捕捉したと、直属の部下である第一大隊長から連絡が入った。ジュリアスは珍しく、顔を見たいと言い出した。
2008.06.16
眠れない夜を紡いで・217
司令官を失った共和国軍だったが、何とか体勢を立て直し、全滅だけはかろうじて免れて退却していった。
2008.06.18
眠れない夜を紡いで・218
軽くうとうととしただけで、熟睡はできなかった。久しぶりに海の上で寝たということもあるが、頭の芯が冴えて、眠りに落ちることができなかったのである。
2008.06.20
眠れない夜を紡いで・219
共和国軍は、小型艦船だけで編成した部隊を帝国海軍が停泊している場所までゆっくりと進めていた。
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